石原徳子のエッセイ 「時計からの開放」

海外に行く時 イミグレーションを通過してしまうとホッとする。時計と携帯電話からの開放感で、体の中から日々の緊張感が飛んで行ってしまう。この開放感を味わう為に海外に行っている。

日々 時計を見ながら仕事をし、家では主婦、夜はデスクワークと、1日があっと云う間に過ぎてしまう。あっと云う間にフランス菓子教室を開いてもう25年が経ってしまった。

生徒さん達とまた友人と ヨーロッパや色々な国へ行く事が多いが、行くと全てがゆっくりで、ゆっくりと美しい街を歩き、買い物1つするのにも、ゆっくりと時間がかかり時々いらいらしてしまう自分に、典型的な日本人である事を感じてしまう事がある。パリでは星付きのレストランでディナーを頂く事が多い。レストランがオープンするのが8時で、美味しいフルコースをたっぷりと食べ終わって満足して、時計を見るともう11時。時計の進み方が日本とは異なるようだ。


投稿日時:2012/4/23 (月) カテゴリー:いしはらのりこのエッセイ


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