☆食事のマナーと食器の発達 | マインドエッセイ

「冬のソナタ」などの韓国ドラマが大人気で観られた方も多い事と思う。これらのドラマには多くの食事のシーンがある。皆様は日本と韓国の食事のマナーの違いに気が付かれたでしょうか?私も一番近い外国の大好きな韓国に何度も行った。日本でも韓国料理は大変好まれている。しかし食事のマナーが異なる。韓国にはお箸とスッカラと言う独特のスプーンで食事をする。歴史的に食器がお箸とスプーンで食事をして、発展してきた。

食器により、食事のマナーが異なる。スプーンの歴史がある韓国では、一切の食器を持ってはいけない。ここが日本とは全く異なる。ご飯や味噌汁などの汁物は食器を置いたままスプーンで食べる。ドラマで多く出てくる食事のシーンを注意深く見て頂くと、食事のマナーの違いに気が付かれる事と思う。

日本での食事は、明治時代の文明開化までお箸でのみしてきた。そのため、器は持って食べる。お吸い物や汁物は器を持ち、口に付けて「吸う」。又お饂飩やラーメンなどの麺類も麺はお箸で食べ啜り込み、お汁を啜る事で自然に啜り込む音が出る。スプーンがなくお箸だけで食べる為、啜り込む音は特にお蕎麦などは音を立てて啜り込むのを良しとしている。

西洋でもナイフ、フォーク、スプーンで食事を頂く。スプーンでスープなどの汁物を頂くため、音を立てて啜り込むのはお行儀悪く感じられるのである。我々日本人はどうしても啜り込む習慣が抜けない。これは食器の発展の歴史によるものである。また、ナイフで料理を一口大に切り、フォークで食べるため、お皿を持つ事は下品に映るのである。我々日本人はお箸で食べるため、器を持って食べるのが自然であるし、むしろ小鉢などは、食器を置いたまま料理を頂くのは行儀が悪いとされている。この様に、食事のマナーは食器の発達と大きく関係している。海外旅行へ行かれます時は、くれぐれも食器を置いて、音を立てずに頂き、お食事をお楽しみ下さい。


投稿日時:2011/11/24 (木) カテゴリー:いしはらのりこのエッセイ


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